このブログを検索

2013年2月21日木曜日

タスマニア ジェントルマンの一人暮らし

もう3ヶ月も前の話になることにびっくり。
タスマニアでの生活レポを、思い出しながら綴ります;)

今回は、タスマニアで出会った一人の男性のライフスタイルについて。


Rosalieの家にホリデーで滞在していた時に、彼女の親友であるヘイドリッカス(かなり覚えにくい名前でスペルも複雑なためカタカナでいきます。笑)に出会いました。

Rosalieとヘイドリッカスは、親友だけど、2人でいるとまるで夫婦みたい。
2回以上はお互いの家を行き来して、Rosalieがガーデニングを担当、ヘイドリッカスが家のメテナンスを担当と、 2人で協力してそれぞれの家づくりをしています。
海外旅行も行くし、愛情を込めたキスもする。だけど、恋人でもなく、家族になるわけでもなく、親友同士。

どうして親友なの?と聞くと、お互い長年連れ添ったパートナーをなくして、それぞれ“ひとり”での生活を今後は満喫したいからと。
親友でいることの方がお互い気が楽みたいです。 

2人の出会いは、7年前。お互いの犬の散歩中にビーチで出会って仲良くなったとか。
なんだか、映画みたいな話!
その頃、Rosalieは闘病中だった旦那さんの介護をしていて、ヘイドリッカスもRosalieの旦那さんの介護に協力してくれたそうです。
ヘイドリッカスは今66歳、Rosalie60歳。
お互いそれぞれ一人の暮らしでも、親友と呼べる異性のパートナーがいることはどんなに心のよりどころとなっていることか。と2人の関係を見てすごく感じました。
家族でもなく、恋人でもない、親友と第二の人生のスタート。魅力的です。

ヘイドリッカスと出会って驚いたこと。
それは、66歳とは思えないほどのおしゃれライフを送っていたこと。

家はこんな感じ。




一人暮らしでも、ちゃんと自炊も掃除もする。生活力の高さ。

そして彼の包容力、笑顔は話していてすっごく安心する。
40歳も年上のヘイドリッカス。だけどね、年の差結婚・恋愛する人の気持ちがわかったほどです。
それほど魅力的なジェントルマンでした。

けどヘイドリッカス、数十年前に、ストップオーバーで日本に来た際に起こした際に、
ジェントルマンとは言い難い行為をしちゃっていました。笑
ビジネスホテルに泊まった際に、その時の浴衣をそのままパクって持って帰ってきたそうです。笑
持って帰ってはいけないものだってわかってたけど、あんなに高いお金を払ったんだからいいだろうと思ってね、
と言ってました。笑

それはだめよ。笑

でも持って帰りたくなる気持ちもわかるなぁ。
伝統服が用意されてたら、テンション上がりますしね。
ジェントルマンだけど、少しおちゃめなヘイドリッカス

また会いたいなぁ

0 件のコメント:

コメントを投稿