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2016年8月24日水曜日

ウーフをするなら一人?

ブログ、長いことお休みしていました。
「オーストラリア ウーフ」「タスマニア ウーフ」と検索して訪れてくれる方がいるようなので
私の記憶がある限り、すべての情報、当時の経験をまた綴っていこうと思います。
どなたかのこれからのウーフ体験、海外への挑戦などに少しでもお役立てれば嬉しく思います。

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「滞在先で、ウーファーは一人の方がいいか?他にもウーファーがいた方がいいか?」
今日はこのことについて書きたいと思います。
 ※ウーファーとは、ウーフをする人のことを指します



                          タスマニアの空

私は誰かと部屋をシェアするのはちょっと・・・というタイプだったので
滞在先において「own room」マストで探していました。とすると、必然的にウーファーは自分一人という場合がほとんどになります。
(own roomを複数もっているウーフ先は限りなく少ないため・・)

ほとんどひとりでウーフ経験をした私の見解は、
「他にもウーファーがいた方が楽しい!」(はず)です。

ウーファーが自分ひとりというのは、なかなか孤独です。
日中の農作業のほとんどを一人でこなすことになるからです(1日5~6時間)。
ホストマザーもたまに手伝ってくれますが、彼女たちのほとんどが自分の仕事があったり、
子育てをしたり、あれしたり、これしたり、、、と忙しいため、
一緒に農作業をするということはなかなかありません。
そうするとコミュニケーションがなかなか取れないんですよね。つまり、「無言』の時間が増えます。

目の前にあるのは、土、草、花、たまに虫、たまに羊!とか。



「あれ、1年前私はオフィスでバリバリ働いていたけれど
私は今オーストラリアの大地で無言で草を刈っている・・・」と不思議な気持ちになったり
「ここで私はいったい何をやっているのだろう・・・」と思うこともありました。
しかし、自分の人生について本~当によく考え、向き合う時間でもあったので貴重な時間といえばまさしくそうです。あんなに大自然の中で無になる時間というのは、なかなか得られないものであったとも思います。

ほとんど一人で過ごしたウーフ生活でしたが
3日間だけ、他のウーファーと生活を共にした経験があります。
タスマニアで最初に訪れたウーフ先でのこと。同い年くらいの台湾人の女の子が、私と入れ違いで出るはずだったのですが、航空券がとれなかったとのことで、3日間だけ一緒になったのです。

彼女と一緒に作業をしている間は、もちろんずっとしゃべっているわけではなくもくもくと作業にとりかかるので無言の時間も多いですが
「この土どこに運べばいいの?」から「虫が出た!」とか、 「ここ滑りやすいよ!」「雨が降りそうだね」などなど。
その場所で一人ではないという安心感や、経験を一緒に共有できる仲間がいたというのは
一人だけのウーフよりも楽しかったかなと思います。

もちろん一人のメリットもあります。夕飯時など、ホストとのコミュニケーションをダイレクトにできますし、なんといっても可愛がってもらえます。笑

きっと、どちらにもメリットはあるので、どちらも経験できれば一番良いのかもしれませんね。



当時抱いていた孤独な気持ちは、私はその時、ブログには綴りませんでした。
弱音はブログに書かないようにしよう!と少し気張っていたからです。

でも、今は逆に当時の不安に思っていたことなども含めて赤裸々に書いていこうと思います。

どんなことも表裏があります。かといって、変に心構える必要もないと思いますが、すべて情報の一つとして、とあるワーホリの一つの経験として、さらっと読んでいただけたらと思います。