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2013年8月24日土曜日

タスマニアでのwwoof(ウーフ)

お久しぶりのブログです。

オーストラリアから帰国してもうすぐ8ヶ月になります。
オーストラリアでの日々の思い出が少しずつ薄れていってしまうのが寂しい感じ。


このブログに、タスマニアでのwwoof情報を求めて辿りつく人が多いみたいなので
今日はwwoofの情報を、(記憶が薄れないうちに)、滞在中にブログに書いてこなかったことを書きますね。
滞在中に書かなかったことは、ネガティブ情報です。

正直、辛いと思ったこともあったけど、それをブログに吐露したらもっと辛くなる気がして、当時は書けませんでした。
けど、wwoofをするにはそれなりの覚悟も必要だし、いいことばかりじゃないのも事実なので(私は滞在中いいことばかりを綴ってきたので。。。)
前にもブログでちょこっと触れたwwoof2軒目での悲惨な話を取り上げます。



私がタスマニアで2軒目に訪れたwwoofの家は、携帯の電波もつながらない、山奥にありました。
事前に、携帯の電波がつながらないかもしれないということを伝えられていたので、日本にいる親と彼氏にそのことと住所を伝えて旅立ちました。

その家は、中心街から車で30分ほどのところに位置していましたが、車を走らせて10分後、もうすでに携帯の電波がつながらない。
山を切り分けたところに作られた一本のまっすぐの道路を時速100kmのスピードでかけぬける(高速道路じゃありません)。

途中から舗装されていない道になり、車が走ると砂埃が舞うような道。まさにアドベンチャー。

あたり一面広大な草原と山、THE AUSTRALIA!!!!な、場所に一つの家がぽつんとありました。ここが2軒目のwwoof宅。
砂利道に不釣り合いな日本製のかっちりスーツケースをトランクから引っ張り出して、押しても進まないためどうにかして持ち上げて運び、(wwoofはバックパッカーでまわった方がいいというのはこの理由です)
さぁここがあなたの部屋よ、と紹介された部屋を見てびっくり!!

母屋から30メートルほど離れた、馬小屋の横にぽつんと設置された、塗炭素材で出来た旧牛小屋。


もう一度言います、旧 牛小屋です。笑


中に入ると、ほこりまみれのベッドマットレス(魔女の宅急便。笑)に、窓にはクモの巣が張っている。
シーツなどのリネンは用意されていなくて、ぼろぼろの毛布が置いてある。

あまりのショックさに、声を失う私。。。
一軒目がホテル並みのご家庭だけだったこともあり、余計に免疫がついていなかったのもありますが、
外からは馬の鳴き声がヒヒーンと聞こえ
母屋までの外道は雑草が私の身長近くまで伸びきっている
部屋の電気は小さなランプ一つ
真っ黄色のベッドマットレス
床はコンクリート
ドアの鍵はあってないようなもの
むしろドアちゃんと閉まらない

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もう私ここじゃ絶対に暮らせない寝れない生活できない、
と、目の前真っ暗になってしまったのです。



つづく