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2012年12月24日月曜日

真夏のクリスマス



  メリークリスマス、イヴ!

初めて迎える真夏のクリスマス。今日は日本から同期が到着する日でもあります:)私がオーストラリアに行くと打ち明けた直後、「遊びに行く!」と言ってくれ、その言葉が本当に実現する日が今日、しかもクリスマス。嬉しいことです♡

オーストラリアのクリスマスというと、サンタがサーフィンに乗ってやってくる説。笑
画像お借りしました。


何人かオージーに聞いてみたけど、見たことないって。笑
この写真を見ると、ふとっちょなイメージのサンタとは打って変わってかなりスリム!
さすがサーファーだわ。笑



さて、オーストラリアのクリスマス模様について。
こちらのクリスマスは、日本でいうところのお正月のようなもの。家族で過ごす行事です。逆に、お正月はカップルや友人と過ごすとのこと。

クリスマス前ということで、街はギフトを求めた人々でごった返しています。シドニーは南半球最大の都市、普段から人はわりといるのですが、それ以上に。それでもまだ東京の方がごった返しているなぁという印象。
何はともあれみんなハッピーオーラが漂っています;)

日本では、イブの方が大事な風潮がここ最近はありますが、こちらでは何といってもメインは25日!!
デパート、スーパー、コンビニ、レストラン、カフェetc...何もかもほとんどすべてのお店がcloseになるんだとか。(日本だったら考えられないこと!流通各社はここぞとばかりに働く。)
今年4月のイースターの時も同じで、ほとんどお店がcloseしていました。宗教のイベントを国としてとても大切にしているため、その大切な日は、ゆっくり休むそうです。

25日は何をするのかって、特に若い人たちはサンタの帽子をかぶってBeachに繰り出すんだそうです。私たちも、25日はそのプランで。初めての真夏のクリスマス。果たしてサーフィンサンタは見れるのでしょうか♡


そして、クリスマス明けの26日はボクシングデー。デパートを中心に、ブランド物が超破格で売り出される日。 朝からデパートの外にはこれまた長蛇の列が出来るらしい。デパートは朝の6時とか早朝からのオープンと、ものすごい気合いの入れよう。

日本では絶対に値引きされないブランド物もこの日は破格で打ち出されるため絶対に行くべきよ~と以前先輩にアドバイス頂きました。今これといってほしいものはないのですが、そーいう話を聞くと俄然やる気になってしまう。女子ですね。

オーストラリア生活も残り2週間となりました。
クリスマス、お正月をこちらで過ごして帰国します。

旅行に来たような気持ちで最後は楽しもう、そんなスタンスです。

ショッピング中毒にならないようにしなきゃ!!



Merry Christmas !!





2012年12月23日日曜日

日本とオーストラリアの違いⅡ

今回は、オーストラリアの生活情報を。

前にも書きましたが、日本とオーストラリアの違いについて続き。


①救急車は有料
シドニーに来て2~3ヶ月目のとある晩。突然、謎の腹痛に襲われました。
今までに感じたことのない痛み、これは本気でヤバい、どうしよう、こんな夜中に。これってもしかして救急車呼んで運ばれるレベルかな・・・なんてもんもんと痛みと闘っていたこの日。
結局謎の腹痛はおさまり、大事にはいたらなかったのですが、あの時救急車を呼んでいたら大変なことになっていました。
こちらの救急車は有料なんです。
有料、といっても、その額、なんと$800超え・・・・!!!!!それも、距離によって変わってくるのだとか。
だからこちらの人たちは、自力で病院へ向かえない場合、タクシーを呼ぶそうです。
$800は高すぎる。。。もちろん、生死をさまよう時はそんなこと気にしてる場合ではないですけどね。


②お酒を買えるのはBottle shopのみ
日本では、スーパーに行けば必ずお酒コーナーがあり、コンビニにも。食品類が売っているところにはほとんどお酒が売られています。
がしかしここオーストラリアでは、スーパーに行ってもコンビニに行ってもお酒が売ってない!
売っているのは、Bottle shopと呼ばれるお酒専門店だけ。

たとえば夕飯の買い出しに行って、あーお酒が欲しいな、なんて思っても一カ所で一気に買えないため、少し不便です。
昔オーストラリアで反アルコール運動があったらしく、その名残で今も酒類は専門店でしか買えないとのこと。

このBottle shopはPubに併設されている場合もあるのですが、20時あたりを過ぎるとPubの入り口には警備員が配置されIDチェックをします。国際免許証を取ってきたのですが、いつも持ち歩いているわけではないので、日本の免許証を出すも、彼らはもちろん日本語が読めないので、パスできず。。。これで何度も入れない思いをしました。涙
ちなみにBottle shopでも、購入時にID提示を求められることもあります。日本人は特に実年齢よりも若く見えるので聞かれることも多いかと。

ちなみに酒類は、路上や公園で飲むのは禁止!罰金が科せられます。

とはいえ飲みながら歩いている人、よく見かけます。というのも、Bottle shopでお酒を買うと、茶色の紙袋に入れてくれて、中身がなんだかわからないようになってるんです。
このへんは暗黙の了解的な感じですね。


③BYOレストラン
 レストランに入口に良く書かれている“BYO”。これは、Bring your ownの略で、お酒の持ち込みOKのレストランという意味です。
お酒の持ち込み料としてCorkageが1人あたり$2~3かかります。Bottle shopでワインを買ってからレストランへGoってのがオージー流です。


④RSA
酒類を取り扱うレストランやバーで働きたい場合、RSA(responsible service of alcohol)という資格を持っていない働けません。
日本では、お店自体が持っていれば個人が持つ必要はありませんが、こちらシドニーのNSW州では個人が持つ必要があるのです。
仕事探し時、「RSA持ってる?」とよく聞かれました。 私は取得していなかったので履歴書に書いていなかったんです。でも、とあるお店のオーナーに、「取得してからもう一度履歴書配りに来て」と言われたので、一日講習に行って取得しました。$120。結構高いです。

結局、RSAライセンスのいらないカフェでの仕事が見つかったので、こちら無駄金になりました^^;

オーナーが、RSAを取得していない従業員を雇っているところもあるそうですが、たまに警察などがチェックしに来ていて、持っていないことが判明すると、罰金100万円近くを支払うことになるようです。

オージーの豪快なビールの飲みっぷりからは考えられないほど、アルコール関連の規制が厳しいオーストラリア。
でもとっても不思議なのが、 こちらでは、少しの飲酒運転ならOKなんです。アルコール分解量0.05ミリ(%)までなら運転してもいいようです。人によって分解量は異なるので、なんともいえないのですが、ビール1杯とかワイン1杯とか。
この曖昧な規則・・・日本のように1滴でも飲んだらだめ!って強く取り締まるべきだと思うんですけどね。謎!

お酒関連のネタが多くなりました。

ヨーロッパの友達が言っていたのは、オージーは、ビールを水のように飲む。
ヨーロッパのスタイルでは、お酒は、会話を楽しみながら飲むもの。少しずつ、少しずつ。
オージーのこのスタイルはまったく理解できないわ~と言っていました。
日本人も一気文化ありますね。

お酒は適度にほどよくが一番!






2012年12月22日土曜日

オーストラリアでベビーシッター。


TOEICの試験が終わって、クリスマスイヴに友達が来るまでの1週間、何もすることがない。ヒマ。
私にとって、ヒマは最大の敵。何かしたい、できればお小遣い稼ぎになるようなこと。。。

ってことで、今週1週間は短期でベビーシッターをしていました!

このお仕事は、半ばコネでゲット。

以前ボランティアしていたスクールの終業式が12月14日(金)。クリスマスまでの1週間、ベビーシッターが必要な親御さんがいるはず!と予想。
タスマニアにいた11月下旬に、スクールにアポをとって、私がこの期間ベビーシッター出来るという旨を子供たちのお母さんに伝えてもらい、そして仕事をゲットしたのです。

今回は、オージーの双子ちゃんのベビーシッター。
彼らは、スクールではかなりの問題児だったので、正直少しだけ不安もありました。。

でも、スクールの時とは違って、暴れたり泣き喚いたりしないし、外ではいい子ちゃんなのねーああ良かった!と安心していたのもつかの間。そんなわけなかった。

彼らを室内アスレチック場に連れて行った時のこと。
ほかの子供たちと仲良く遊んでくれて安心♪私は本でも読みながら時間つぶしをするか、と読み進めていると、どこからか泣き声が・・・・

双子の兄が泣いている。

彼はね、本当によく泣く。ボランティアしていた時も、1日に1回は必ず泣き喚いて暴れまくっていて、そしてその日も同じように。

ほかの子供たちやそのお母様方の視線がとっても気になる。ただ泣いてるだけではなく、耳にきーーーーんと来る声で叫び続けているので、ほかの子供たちは耳を手で覆っているし、お母様方からは「早く泣き止まらせてよ~」といった視線が突き刺さり。


で、どうやって泣き止まらせるか。
については、スクールで学んで実践していたチャイルドケアが本当に役立つ!
これは、とある心理学者が生み出した一つのチャイルドケアの方法。

下の例は、子供が自分で転んだりして泣き喚いている時に、どうあやすかについて☆

まず、
①泣いている理由を聞く

②-1
もし、ケガをしてどこかが痛いと言っていたら、どうしてそのケガをつくってしまったのか、どう転んでしまったのかを体現してもらう。一度だけではなく何度も何度も何度も!→本当に不思議なんだけど、これを何度も体現してもらうと子供たちに笑顔が戻る。子供も、自分がどうして痛い思いをしてしまったのか、身を持って理解することが出来るので再発防止にもなる。

②-2
②-1で述べたことが難しいこともある。ずっと泣き続けているためうまく話せない。
その時は、子供の痛みを紛らわすために、検討外れなことを聞く。 本当は指が痛いことを知っていても、「あ、背中打っちゃったのね?」とか「おでこ打っちゃったんだ?」「あ~ほっぺたかぁ」とか。
どれもこれも検討外れだと、自然と子供が落ち着いてきて、「違うよ指を傷めたんだ」って、言ってくる。で、そのあと②-1を実践。

子供が泣き喚いている時、ただ、それを黙らせることに集中するのではなくて、子供が抱えている不安とか悲しみの根本から取り除いてあげる、っていうのが、とある心理学者が提唱しているチャイルドケアの方法。

最初、文献を読んで学んでいた時は、うそー本当にこんなにうまくいくかなぁって疑ってたんですけど・・・本当にこの通りうまくいくんです。目からウロコ!

この方法で、今回双子兄の泣き喚きもスムーズに解決することが出来ました。

もっとも、双子ちゃんも私も、同じスクールで同じチャイルドケアの方針のもとに学び指導してきたという背景もあるとは思うのですが、ご興味持った方はぜひ実践してみてくださいね☆

2012年12月16日日曜日

再びシドニー生活。




先週の土曜日、12月8日に1ヶ月半ぶりにシドニーに戻ってきました。
10月下旬から12月上旬までの1ヶ月半、タスマニアで生活をしていて、なんならクリスマス前まで滞在していたかったのですが、TOEICの試験を申し込んでいたのでシドニーに戻ってきたのです。
試験前は、久しぶりに本気で勉強しました。

家から徒歩10分ほどのところにある、University of Sydneyの図書館にて。
ここ、一般人の私が使っていいのかどうかわからない、てか多分ダメなんじゃないかなぁX(
ネットで図書館の位置を調べたらここが一番近くて、地図を頼りに歩いてきたら、ん?あれ?シドニーユニの中に入ってない私?てな感じでたどり着いたんですけど、図書館はもちろん静かでデスクも広く最高の環境でした。

                
                      オーストラリアが誇る名門大学!
                

TOEICの結果は1週間後。早い。なぜそんなに早く結果が出るのかとっても不思議。それと、オーストラリアでTOEICを受けると、平均点が高い関係でスコアが低くなると聞いたことがあります。
受験料も$180と、日本と比べるとかなり高い!3倍です。
いろんなカラクリはよくわかりませんが、今の自分の実力を知る上でもいい機会になるし、帰国後の転職のことも考えて、帰国前の最後の力試しとして受けました。
スコア、とっても気になりますが、私は結果を日本の実家に郵送してもらう形をとりました。
なのでスコアを知るのは帰国後!ドキドキ・・・

そう、帰国まで1ヶ月を切りました。あと3週間くらいかな。
戻って来てからは、シティ周辺のGlebeというおしゃれタウンに住んでいます。 カフェをはじめ、レストラン、本、服のお店がたっくさん立ち並ぶ通り。




今住んでいるのは庭付きの一軒家。6人でシェアしています。この一軒家は、以前ボランティアをしていたスクールが持っている物件。
週に1回クリーニングが入るし、ベッドのシーツも取り替えてくれる!
普通のシェアハウスとは少し違うのかな。場所もいいし、部屋はきれいだし、お風呂はデラックスホテル並みだし、うーんっ快適な生活!!

と思いきや、シェアメイトたちは、クリスマスのホリデーってことでそれぞれ実家に帰ってしまったので、私、今日からこの大きな一軒家で一人暮らしです。
すっごく寂しい~。と嘆いていたら、アスカはオーストラリアに来てホームステイもシェア生活も一人暮らしも全部経験して帰るね!とポジティブに励ましていただきました。笑
物は考えようか、寂しいけどなんとか乗り越えよう。
来週のクリスマスには前職の同期が日本から遊びに来てくれるので、それまでなんとか!

今年は、初めての真夏のクリスマスだし、来週が楽しみ♡


2012年12月5日水曜日

世界のSUSHI!



日本から来たよって言うと、会う人会う人かなりの確率で
「もー日本食大好きよ!特に寿司!!最高!!!」とお褒め頂きます。

そしてさらに、「寿司作れる?」とも聞かれます。

寿司っていっても握り、巻き、ちらしと色々あって・・・握りはほとんどの日本人が作れないんじゃないかな。握りは私たち日本人の普通の生活の中で“作るもの”っていう概念はない気がするし、簡単に作れるものじゃない。
たとえば握りの寿司職人になるためにも何年もの修行が必要だし。
そう、寿司は確かに日本を代表する食べ物だけど、簡単に作れるものではないのよ!って、よく説明しています。


よく思うのですが、オージーにしろほかの国の人にしろ、みんな日本に対して度を越えた和のイメージを持っている。
日本人みーんな寿司作れるって思ってる。

あとはよく「フォークとナイフ使ったことある?」と聞かれます。
これ、当たり前だよって思うんですけど、諸外国の人々からすると、日本人は何を食べるにもお箸を使って食べるイメージのようです。
パンは食べる?コーヒーは飲む?ピーナツバターある?とかも聞かれましたね。
結構びっくりするような質問されます。

ヨーロッパの友達が言ってたのですが、日本含めアジアってすごく神秘的なイメージみたいです。
ウエスタンとは完全に文化が違うから、って。
実際の日本はかなりアメリカナイズされていて、そこまでウエスタンの国々と大きな文化の違いはないと思うのですが、かなり興味深い視点でした。


寿司ネタに戻りますが、先日、一人の素敵な寿司職人さんと出会いました。
日曜日にタスマニアのホバートCBDの近くで開かれているgrocery marketに行った時のこと。

たくさんの出店が立ち並ぶ中、とあるお店だけ長蛇の列が!
それが「Masaaki’s sushi」という、細巻き寿司の出店でした。
出店なので、take away専門なのですが、面白いのが、お客さんからオーダーを受けた後、目の前で巻き寿司を作るという、実演販売!
みんな生の職人技が見れるということから興味津々!
私も興味津々!で、一緒に行ったRoslynとその長蛇の列に並びました。
巻きの種類は「Vegetarian $5」か「Regular $6」の二種類。
オーダーを受けてから対面式で、お客さんとの会話を楽しみながら作っていきます。

日本人はシャイだって言われているし、特に職人さんというと寡黙なイメージがあるけれど、
彼は、オーストラリア人に受け入れられる新しい方法で、日本の技と味を提供していて、その姿にとても感銘を受けました。

私の番になったら何を話そう~ってドキドキしていたのですが、
Roslynに「めんつゆはどこに売っているのか彼に聞いてみて」
と言われたので聞くことに。笑
タスマニアに来て1ヶ月と少し、実は初めて日本語を話す機会でもありました。

まずはめんつゆについて聞いて()、そのあとは彼の仕事の経緯を聞きました。
タスマニアに来たのは4年前。今はGeevestonという小さな町で、お寿司のtake awayショップ(店内に4席あり)を営んでいるそう。


最初は、まわりの人に、「そんな田舎町でやったら人も来ないだろうしすぐだめになるだろう」そう言われていたそうですが、かなり盛況しているそう。
金曜土曜の2日だけ営業し、 日曜日はこのマーケットに出店しているそうです。

タスマニア自体に日本人があまりいないので、この地で頑張っている日本人の方に出会えたこともとても嬉しかったですし、何よりたくさんのオージーから愛され、彼なりの新しい方法でビジネスを成功させている場を見れたことはとても刺激的でした。



コミュニケーションを通して、文化を伝える。
ネットが主流になった今は、face to faceの機会って減ってきてしまっていると思うのですが、やっぱり大事なのは人と人の関わり合いだなって。 そんなことを思った一日でした。

画像はお借りしました。 Masaakiさん、これからもこの地で頑張ってください~!