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2012年12月23日日曜日

日本とオーストラリアの違いⅡ

今回は、オーストラリアの生活情報を。

前にも書きましたが、日本とオーストラリアの違いについて続き。


①救急車は有料
シドニーに来て2~3ヶ月目のとある晩。突然、謎の腹痛に襲われました。
今までに感じたことのない痛み、これは本気でヤバい、どうしよう、こんな夜中に。これってもしかして救急車呼んで運ばれるレベルかな・・・なんてもんもんと痛みと闘っていたこの日。
結局謎の腹痛はおさまり、大事にはいたらなかったのですが、あの時救急車を呼んでいたら大変なことになっていました。
こちらの救急車は有料なんです。
有料、といっても、その額、なんと$800超え・・・・!!!!!それも、距離によって変わってくるのだとか。
だからこちらの人たちは、自力で病院へ向かえない場合、タクシーを呼ぶそうです。
$800は高すぎる。。。もちろん、生死をさまよう時はそんなこと気にしてる場合ではないですけどね。


②お酒を買えるのはBottle shopのみ
日本では、スーパーに行けば必ずお酒コーナーがあり、コンビニにも。食品類が売っているところにはほとんどお酒が売られています。
がしかしここオーストラリアでは、スーパーに行ってもコンビニに行ってもお酒が売ってない!
売っているのは、Bottle shopと呼ばれるお酒専門店だけ。

たとえば夕飯の買い出しに行って、あーお酒が欲しいな、なんて思っても一カ所で一気に買えないため、少し不便です。
昔オーストラリアで反アルコール運動があったらしく、その名残で今も酒類は専門店でしか買えないとのこと。

このBottle shopはPubに併設されている場合もあるのですが、20時あたりを過ぎるとPubの入り口には警備員が配置されIDチェックをします。国際免許証を取ってきたのですが、いつも持ち歩いているわけではないので、日本の免許証を出すも、彼らはもちろん日本語が読めないので、パスできず。。。これで何度も入れない思いをしました。涙
ちなみにBottle shopでも、購入時にID提示を求められることもあります。日本人は特に実年齢よりも若く見えるので聞かれることも多いかと。

ちなみに酒類は、路上や公園で飲むのは禁止!罰金が科せられます。

とはいえ飲みながら歩いている人、よく見かけます。というのも、Bottle shopでお酒を買うと、茶色の紙袋に入れてくれて、中身がなんだかわからないようになってるんです。
このへんは暗黙の了解的な感じですね。


③BYOレストラン
 レストランに入口に良く書かれている“BYO”。これは、Bring your ownの略で、お酒の持ち込みOKのレストランという意味です。
お酒の持ち込み料としてCorkageが1人あたり$2~3かかります。Bottle shopでワインを買ってからレストランへGoってのがオージー流です。


④RSA
酒類を取り扱うレストランやバーで働きたい場合、RSA(responsible service of alcohol)という資格を持っていない働けません。
日本では、お店自体が持っていれば個人が持つ必要はありませんが、こちらシドニーのNSW州では個人が持つ必要があるのです。
仕事探し時、「RSA持ってる?」とよく聞かれました。 私は取得していなかったので履歴書に書いていなかったんです。でも、とあるお店のオーナーに、「取得してからもう一度履歴書配りに来て」と言われたので、一日講習に行って取得しました。$120。結構高いです。

結局、RSAライセンスのいらないカフェでの仕事が見つかったので、こちら無駄金になりました^^;

オーナーが、RSAを取得していない従業員を雇っているところもあるそうですが、たまに警察などがチェックしに来ていて、持っていないことが判明すると、罰金100万円近くを支払うことになるようです。

オージーの豪快なビールの飲みっぷりからは考えられないほど、アルコール関連の規制が厳しいオーストラリア。
でもとっても不思議なのが、 こちらでは、少しの飲酒運転ならOKなんです。アルコール分解量0.05ミリ(%)までなら運転してもいいようです。人によって分解量は異なるので、なんともいえないのですが、ビール1杯とかワイン1杯とか。
この曖昧な規則・・・日本のように1滴でも飲んだらだめ!って強く取り締まるべきだと思うんですけどね。謎!

お酒関連のネタが多くなりました。

ヨーロッパの友達が言っていたのは、オージーは、ビールを水のように飲む。
ヨーロッパのスタイルでは、お酒は、会話を楽しみながら飲むもの。少しずつ、少しずつ。
オージーのこのスタイルはまったく理解できないわ~と言っていました。
日本人も一気文化ありますね。

お酒は適度にほどよくが一番!






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