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2012年12月22日土曜日

オーストラリアでベビーシッター。


TOEICの試験が終わって、クリスマスイヴに友達が来るまでの1週間、何もすることがない。ヒマ。
私にとって、ヒマは最大の敵。何かしたい、できればお小遣い稼ぎになるようなこと。。。

ってことで、今週1週間は短期でベビーシッターをしていました!

このお仕事は、半ばコネでゲット。

以前ボランティアしていたスクールの終業式が12月14日(金)。クリスマスまでの1週間、ベビーシッターが必要な親御さんがいるはず!と予想。
タスマニアにいた11月下旬に、スクールにアポをとって、私がこの期間ベビーシッター出来るという旨を子供たちのお母さんに伝えてもらい、そして仕事をゲットしたのです。

今回は、オージーの双子ちゃんのベビーシッター。
彼らは、スクールではかなりの問題児だったので、正直少しだけ不安もありました。。

でも、スクールの時とは違って、暴れたり泣き喚いたりしないし、外ではいい子ちゃんなのねーああ良かった!と安心していたのもつかの間。そんなわけなかった。

彼らを室内アスレチック場に連れて行った時のこと。
ほかの子供たちと仲良く遊んでくれて安心♪私は本でも読みながら時間つぶしをするか、と読み進めていると、どこからか泣き声が・・・・

双子の兄が泣いている。

彼はね、本当によく泣く。ボランティアしていた時も、1日に1回は必ず泣き喚いて暴れまくっていて、そしてその日も同じように。

ほかの子供たちやそのお母様方の視線がとっても気になる。ただ泣いてるだけではなく、耳にきーーーーんと来る声で叫び続けているので、ほかの子供たちは耳を手で覆っているし、お母様方からは「早く泣き止まらせてよ~」といった視線が突き刺さり。


で、どうやって泣き止まらせるか。
については、スクールで学んで実践していたチャイルドケアが本当に役立つ!
これは、とある心理学者が生み出した一つのチャイルドケアの方法。

下の例は、子供が自分で転んだりして泣き喚いている時に、どうあやすかについて☆

まず、
①泣いている理由を聞く

②-1
もし、ケガをしてどこかが痛いと言っていたら、どうしてそのケガをつくってしまったのか、どう転んでしまったのかを体現してもらう。一度だけではなく何度も何度も何度も!→本当に不思議なんだけど、これを何度も体現してもらうと子供たちに笑顔が戻る。子供も、自分がどうして痛い思いをしてしまったのか、身を持って理解することが出来るので再発防止にもなる。

②-2
②-1で述べたことが難しいこともある。ずっと泣き続けているためうまく話せない。
その時は、子供の痛みを紛らわすために、検討外れなことを聞く。 本当は指が痛いことを知っていても、「あ、背中打っちゃったのね?」とか「おでこ打っちゃったんだ?」「あ~ほっぺたかぁ」とか。
どれもこれも検討外れだと、自然と子供が落ち着いてきて、「違うよ指を傷めたんだ」って、言ってくる。で、そのあと②-1を実践。

子供が泣き喚いている時、ただ、それを黙らせることに集中するのではなくて、子供が抱えている不安とか悲しみの根本から取り除いてあげる、っていうのが、とある心理学者が提唱しているチャイルドケアの方法。

最初、文献を読んで学んでいた時は、うそー本当にこんなにうまくいくかなぁって疑ってたんですけど・・・本当にこの通りうまくいくんです。目からウロコ!

この方法で、今回双子兄の泣き喚きもスムーズに解決することが出来ました。

もっとも、双子ちゃんも私も、同じスクールで同じチャイルドケアの方針のもとに学び指導してきたという背景もあるとは思うのですが、ご興味持った方はぜひ実践してみてくださいね☆

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